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映画館へ行きました。一人で行きました。

用事のついでに、次の待ち合わせまでの時間に余裕があったので、
映画をみました。

前から気になっていた、「さや侍」を見ました。

ど真ん中で見ました。私含めて 5人だけでした。

一人の 歯の欠けた中年のおじさんが、この頃のリアクション芸人さんでも
やらないようなことを、延々をやっていました。

どこかに、大きなボケがあると、ずっと見ていましたが、真面目に
すこぶる真面目に 身体張った芸をやっていました。

「流行病で母君様を亡くされた幼子の若君は、笑うことをしなくなりました。
心を痛めた殿様は、罪人に30日の猶予の中で、若君を笑わせたら無罪にする
という決まりを作りました。
そこに、同じく流行り病で奥方を失った、歯っかけの男は、
何かの罪で捕まり、30日間、色々な体あたりの芸をしました。
刀を失い、さやだけをつけ逃げ回った父の姿に、しっかりした娘が言います。

「武士らしく腹を切りなさい。」

娘は、はじめその言葉をかなり、強く、父親に言っています。
でも、何度も何度も体を張ったボケをする父親をいつしか、
「父も父なりに戦っている」って思っていくんです。
30日目、大方の観客は、「きっと、最後に小ボケがあって、
一生懸命頑張るその男を無罪に裁き、ハッピーエンド」だと思っていたようだ。

勿論、私もなのだが、それがはっきりわかったのは、画面で、何の芸もせずに、
腹を切った瞬間、会場に緊張が走ったんです。

ある意味の裏切りで、見ていた私達は、言葉にない、リアクションをしたようで、
それが空気感で伝わりました。

私なんかは、「これでは、父親を認めていた娘への嫌がらせか?と、
この結末に怒りすら思いました。」
でもです。でも、本当の最後に  ・・・・・。

この父親の気持ちが歌となって、流れてくるのです。

また、その歌が、まるで、先日亡くなった主人の言葉のようで、
思わず泣いてしまいました。

「父は、死んでしまったけど、今は生きていたときより、幸せだと・・
父を思うのであれば、あなたの子供を 父の変わりに愛しなさい。
めぐりめぐって、あなたのもとへ、父はうまれかわるでしょう」と

死は悲しい。

しかし、命は受け継がれる。

この父をしっかり支えようとした娘に
父からのメッセージは、「エール」に聞こえてならない。
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